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Oracle TimesTen In-Memory Databaseアーキテクチャ概要
リリース6.0
B25763-01
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コマンドラインによる管理

多くのTimesTen管理作業は、次のようなコマンドライン・ユーティリティを使用して行います。

名前
説明
ttAdmin
TimesTenデータ・ストアを管理するための汎用ユーティリティです。データ・ストアをRAMから自動または手動でロードおよびアンロードするポリシー、およびTimesTenのキャッシュ・エージェントとレプリケーション・エージェントを起動および停止するポリシーを指定するために使用します。
ttBackupおよびttRestore
データ・ストアのバックアップ・コピーを作成し、後でリストアします。
ttBulkCp
TimesTen表とASCIIファイルとの間でデータを転送します。
ttIsql
コマンドラインから対話形式でSQLを実行します。また、データ・ストアの再構成と監視を行うための多数の管理コマンドを提供します。
ttMigrate
TimesTen表とキャッシュ・グループ定義のバイナリ・データ・ファイルへの保存、およびバイナリ・データ・ファイルからのリストアを行います。
ttRepAdmin
レプリケーション・ステータスを監視します。TimesTenの以前のバージョンでは、レプリケーション・スキームの構成や様々なレプリケーション・メンテナンス操作の起動に、このユーティリティを使用していましたが、現在は、SQLインタフェース(『Oracle TimesTen Replication - TimesTen to TimesTen開発者および管理者ガイド』を参照)の使用が推奨されているため、このユーティリティを監視目的以外で使用することはできません。
ttSize
データ・ストアの表に割り当てる領域の大きさを見積もります。
ttStatus
TimesTenの現在の状態を示す情報を表示します。
ttTail
データ・ストアからTimesTenの内部トレース情報を取得し、stdoutに表示します。
ttTraceMon

TimesTenの内部トレース機能を有効または無効にします。

ttXactAdmin
未処理の各トランザクションの所有者、ステータス、ログおよびロックの情報を表示します。また、ttXactAdminユーティリティを使用すると、ユーザーはXAトランザクション・ブランチのコミット、中断または消去を経験則的に実行できます。